現在は上新庄へ移転されましたが、西中島南方でひときわ濃厚な鶏ポタージュラーメンを出されていた、大杉製麺というラーメン店についての思い出を書いていきます。西中島のランチでは本当にお世話になったなあ…。
大杉製麺の店舗情報
大杉製麺さんがかつて西中島南方で営業をされていた時は、店舗が西中島3丁目12-15にある新大阪龍馬ビルの地下1階、右側の階段を下りたところに店舗がありました。ちなみに左側の階段を降りると和食のここあんさんですね。現在は上新庄の「みのる製麺」があった場所に移転をされています。
大杉製麺さんは名前の通り、自家製麺で営業をされていらっしゃいました。確か記憶が確かなら、製麺機が見えるところに置いていたような・・・。
ラーメンの特徴について
大杉製麺さんの特徴は、なんといっても鶏の濃厚とろとろなスープが楽しめるところですね。そのスープに自家製の中太でちぢれた麺が絡んで、最高でした。
メニューについて
西中島にあったころの大杉製麺さんはオーダー制で、着席して注文をするスタイルです。
レギュラーメニューは鶏濃厚ラーメン、鶏と魚のWスープ、中華そば、そして限定の鶏超濃厚ラーメンです。またランチにはありがたいことにご飯や唐揚げが着くセットがありました。この唐揚げも美味しかったんですよね・・・。
実際に食べてみた
鶏×鶏×鶏 趙濃厚ラーメン
こちらが大杉製麺さんで間違いなく一押しだった、鶏×鶏×鶏 趙濃厚ラーメンです。
スープが泡立つぐらいクリーミーで、かつ濃厚なのにしつこさがほとんどありません。旨味だけを取り出した鶏のポタージュかの如きスープです。そこに自家製のちぢれ麺が本当にあいますね。
トッピングも素晴らしく、大杉製麺さんのチャーシューは特に強調材料として伝えておきたいです。どでかい豚バラチャーシュー(巻き豚)は、脂がぷりぷりで溶けるような柔らかさ。肩ロースのチャーシューはうま味ギッチリの味わい。2種類のチャーシューを楽しむことができるんですね。トッピングでチャーシューを増すこともできます。
そして煮卵。大杉製麺さんの煮卵は味が染み染みで半熟の、「これが欲しかった」と断言できる煮卵。鶏ぽたスープに浸して、ランチのライスにオンすると最高ですね。
あと特徴的なところでいうと、トッピングに大量の玉ねぎが入っています。これがシャクシャクとした歯触りで、かつ濃厚なスープに鮮烈さを与える要因にもなっています。濃厚なスープと具、麺がちょうどいい塩梅になっていてバランスが非常に良いです。この値段でこのレベルのラーメンが食べられるのはありがたかったです。
また味変用調味料として胡椒や唐辛子、ニンニクなどがありますが、中でも一押しは「柚子胡椒」ですね。この柚子胡椒、おそらく自家製。濃厚な鶏ポタスープに少し足すと、更に鮮烈な味わいが出現。ラーメン店に普通、柚子胡椒は置かないでしょうが、こと大杉製麺さんのラーメンにとってはこれ以上ない味変アイテムで、相性抜群でしたね。
中華そば 唐揚げ
こちらは、特製中華そばとランチの半チャーハン・唐揚げセットです。
中華そばはオーソドックスな味わいで、チャーシューは豚バラではなく肩ロースがついてきます。そしてこのどでかい唐揚げが、大杉製麺さんのもう一つの特徴と言ってもよいでしょう。
揚げたてさっくりジューシーな唐揚げがランチでは1個50円で追加できるんですね。そのまま食べて良し、濃厚鶏ラーメンのスープにつけてもよし、ライスにオンするもよし。味変用の柚子胡椒をつけてもよし。この唐揚げは西中島南方のランチ民にとって本当にありがたかったですね・・・。
店舗情報
店名 | 大杉製麺 |
住所 | 大阪府大阪市東淀川区豊新3丁目22−15 |
ジャンル | ラーメン |
営業時間 | 西中島南方からは移転済 |
定休日 | |
座席 | |
決済 | |
その他 |
ひとこと
大杉製麺さんは本当にコスパ良く濃厚鶏ラーメンとラーメンライス唐揚げを楽しめる良いお店でした。西中島南方から移転をされてからは、老虎苑へ行くついでに1度しか来店していませんが、現在も無事営業なさっているんでしょうか。
西中島の濃厚ラーメンで言うと、光龍益さんと大杉製麺さんが双璧をなしていましたからね。どちらも本当によく通いました。
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