大阪・紅葉の旅 箕面の滝と勝尾寺のライトアップ

日本の11月は、四季の中でもひときわ美しい紅葉のシーズンです。

関西にも紅葉を見ることができる場所は数多くありますが、今回は大阪市内から交通アクセスの良い箕面の滝と、ライトアップが幻想的な勝運の寺・勝尾寺で彩鮮やかな紅葉を見てきました。その時の様子を記録に残しておきます。

感染症対策には細心の注意を払い行動しております。

目次

箕面大滝とは

箕面の滝は、大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園内・最奥にある滝です。日本の滝百選にも選ばれており、阪急箕面駅から徒歩でお散歩できるアクセスの良さも人気です。

箕面の滝は四季折々、違って美しさがあるのですが、今回は紅葉を見にお散歩へ行ってきました。

箕面公園から箕面大滝の紅葉

箕面大滝へ行くためには、阪急の箕面駅が最寄り駅となります。箕面駅を出て真っすぐ進みましょう。駅から大滝までは40分、3km。多少登りもありますが、道中は綺麗に整備されているためスニーカーで問題ありません。

自動車での来訪も良いものですが、この時期は駐車場が非常に混雑しているため電車などの公共交通機関を使う方が無難だと思います。

箕面滝口の樋口酒店に立ち寄る

滝道に沿って歩いていくと、おみやげ屋さんや箕面名物・もみじの天ぷら、箕面ビールを販売しているお店が並んでいます。私はいつも樋口酒店さんでお酒を買っており、今回は菊水のにごり酒(300円)を購入。日本酒が染みる。

近年は、箕面大滝へ向かう道中に新しいお店がいくつかオープンしており、古くからの風景に新しいお店が馴染んでいこうとしている様子も見られます。

樋口酒店 住所:大阪府箕面市箕面1−1−37 https://www.facebook.com/higuchisaketen/

箕面の滝道から瀧安寺の紅葉

箕面駅周辺から箕面公園内に歩みを進めると、そこには美しい紅葉と木々、そして心地よい川のせせらぎがあった。すべての木々が色づいている訳ではないのだが、緑・黄色・橙、そして青空との対比が美しい。心が洗われる。

都市部からすぐ近くにある箕面公園は地元の方々の憩いの場となっており、毎日滝まで散歩しているという方もいらっしゃる。道中にある箕面山瀧安寺には大きな広場もあり、子供たちが楽しそうに遊んでいる。

この瀧安寺は宝くじ発祥の地としてされており、日本最初で最古の弁財天様が祀られています。元来インドの河神でもある弁財天様は水と関係する場所に祀られていることが多いのですが、箕面大滝とそこから流れる美しい川の水をみてくださっていたのかもしれませんね。

そして瀧安寺付近には京都と同じような川床があり、7月~9月末までは川床磯よしさんが営業されている。意外とお値打ちですよ。古くから営業されている音羽山荘さんも閑静な宿で、大人な時間を過ごしたい方に人気があります。

箕面大滝の紅葉

滝前にある茶屋を通過すると、箕面大滝が見えてきました!滝の高さは30mほどもあります。大阪の都市部でこんな風景を見ることができるのは素晴らしいですね。7月中旬~8月末は日没後からライトアップもされており、滝から落ちる水音と幻想的な風景に遠方からも足を運ぶ方の姿がみられます。

この日の紅葉は見頃になるほんの少し前でしょうか。森林浴を楽しみながら紅葉に癒される良い観光ルートだと思います。

箕面大滝から勝尾寺へ

箕面大滝の紅葉を堪能した後は、勝運・勝ちダルマで有名な勝尾寺まで徒歩で登っていきます。距離はおよそ3.5kmですが、ここから先は傾斜が少しあり、山の中になるため気温がかなり低くなります。

箕面の滝から駅側に戻ると左手側に千本園路と呼ばれる急斜面の道があり、この道を上ると箕面ドライブウェーという道路に出ます。ちょうど箕面の滝を上から見下ろすような位置になり、ここから勝尾寺まで箕面ドライブウェーを歩いていきます。

体力に自信のない方であれば、GOタクシーなどを使ってタクシーを呼ぶのも良いと思います。

箕面・勝尾寺の紅葉

勝尾寺 入山料400円 https://katsuo-ji-temple.or.jp/

箕面公園の中心に存在する勝尾寺は、その広大な境内と紅葉のライトアップイベントで有名な西国三十三所第23番札所の寺院です。入口すぐの山門をくぐるとお清め橋があり、橋の右手には弁財天を祀る弁天池が佇んでいます。

勝尾寺の勝ちダルマとダルマみくじ

勝尾寺は古くより勝運信仰の深い寺として知られており、目標を勝ちダルマに書いて想いを込め、願いが成就したら感謝の思いとともにダルマを奉納するという方法がとられています。

山門から紅葉が美しい階段を登り、道中左手側に勝ちダルマの奉納棚がある。大小さまざまなダルマに目が入った状態で奉納されているが、きっと願いが叶ったのでしょうね。かくいう私も、武道の昇段審査前・年末年始に幾度となく足を運ばせていただき、ダルマを奉納していました。

また、小さなダルマが勝尾寺境内のいたるところに置かれているが、これは本堂で授与されているダルマみくじというおみくじ(500円)。

おみくじを引いた後に持って帰る人もいれば、この写真のように気に入った場所に置いて帰る(奉納)人もいる。境内の至る所が小さなダルマだらけなのは、このような理由があったのです。

勝尾寺本堂と本堂からの風景

「おん けんばや けんばや そわか」という真言やお経が流れる中、勝尾寺の本堂に到着です。本堂からは勝尾寺の入口が広場が一望でき、ライトアップされた紅葉と山々に囲まれたその風景が本当に素敵でした。

勝尾寺の紅葉ライトアップ

勝尾寺の紅葉シーズンは、日没後に境内がライトアップする特別なイベントが開催されている。辺り一帯が闇に包まれる中、光に映し出された紅葉が一段と美しく見える。

この日は弁天池のほとりで和楽器とピアノを使った厳かなミニライブのようなものが開催されており、ライトアップも相まって幻想的な雰囲気が流れていました。

勝尾寺のライトアップから帰る方法について

バスで阪急箕面駅まで帰る方法

勝尾寺からバスで最寄り駅まで帰る場合、阪急バスが勝尾寺から千里中央駅までの直通バスを運行している。毎年運行状況が異なるが、だいたい16:30ぐらいが最終便となっているため、勝尾寺でライトアップを見てからでは阪急バスに乗って帰宅することができない。

ただ現在、土日祝限定で勝尾寺エキスプレスというバスのチケットが勝尾寺出口そばで17:30~19:30の間販売されている。こちらは阪急箕面駅行きのみで阪急バスの停留所から発車し、30分程度で箕面駅まで到着する。

このバスを逃すと、最悪の場合、真っ暗な山道を徒歩で帰る危険な状態になってしまうので、勝尾寺のライトアップに徒歩・バスで向かわれる方は下記HPを見て運行状況を確認していただきたい。バスの運行日も紅葉シーズンの一部だけなので注意。

銀河交通「勝尾寺エキスプレス」バスで箕面駅まで1500円
https://katsuo-ji-temple.or.jp/express/

タクシーで最寄り駅まで帰る方法

山間部ということや観光客で溢れているシーズンのため、タクシーを捕まえることは難しい。事前に予約しておく方が無難だろう。

タクシー配車アプリのGOタクシーを使用すると、「20分前後を目安に到着」という表示が出たので配車予約自体は可能な模様。来てくれるかどうかは別だが・・・

箕面と勝尾寺の紅葉は美しい!

大阪府内でも交通のアクセスが非常に良く手軽に訪れることができる箕面大滝と、箕面公園内にあるライトアップが美しい勝尾寺。どちらも紅葉の名所と知られるだけあって風光明媚な場所でした。

これからも紅葉シーズンはもう少し続きますが、ぜひ皆さまも心の洗濯に行かれてみてはいかがでしょうか。

勝尾寺に行かれる方は、本当に寒いから防寒対策はバッチリしておいてね!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次