2022年9月1日にPS4・NitendoSwitch・steamでスパイク・チュンソフトから発売されたゲーム、『メイドインアビス 闇を目指した連星』。
つくしあきひと氏の漫画を原作とした新作ですが、ツイッターのタイムラインが度し難いバグや不具合情報で盛り上がっていたため、その情報をまとめておきます。
メイドインアビス 闇を目指した連星のゲームシステム
本作は、主人公リコを操作し原作となったメイドインアビスの世界観を追体験できる『HELLO ABYSS』モードや、自分が作成した主人公を操作しオリジナルストーリーを楽しめる『DEEP IN ABYSS』モードが楽しめる3Dアクションゲームです。
この『HELLO ABYSS』モードでは、記憶喪失の少年型ロボット・レグと共に『アビス』と呼ばれる巨大な奈落の底を目指して冒険することができるのだが・・・
共に旅をするキャラクターのAIがお世辞にもよろしくなく、度し難い現象やバグが多数起きていると報告があった。
メイドインアビス 度し難いバグや不具合
段差でレグが移動せずスタックし屈伸煽りしてくる
特に多くの報告があったのは、HELLO ABYSSモードでポンコツっぷりを発揮する記憶喪失の少年型ロボットレグである。というのもレグの移動AIが度し難く、木の根っこや何でもない登り坂、吊り橋ですぐスタックして移動しなくなってしまうのだ。
それどころか、その場で金属音を響かせながら高速で屈伸煽りを始めてくる始末。大きな階段はともかく、普通の感覚では絶対に止まらないであろう細かな段差や傾斜ですら移動しなくなってしまう。
レグのワイヤー降下に伴うバグ
レグは、その両腕からワイヤーを射出することで、主人公のリコを抱えて高低差のある場所を降下することができる。しかしこのアクション前後にバグがあるようで、「リコがお姫様抱っこをされた状態で固まってしまい水平移動する」「リコがタイタニックポーズで固まる」といった現象が発生している。
リコの移動に伴うバグ
他にも、「オブジェクトを登るアクションの最中にメニューを開くと建物の壁を抜けてしまい奈落の底に落下してしまう」「永遠と落下し続ける」など、キャラクターの移動に関する不具合があるようだ。
システム関連のバグや問題点
システム関連でも不具合がいくつか報告されており、キーバインドやウィンドウ設定が起動ごとに初期化される、セーブデータを飛び地にセーブしているとその間にセーブできない、環境によっては解像度が指定したものに設定できないような現象が発生しているようだ。
steam版の操作・キーコンフィグ問題
PC版は操作感に問題を抱えており、普段キーボードとマウスを使用してゲームするプレイヤーにとっては「アクション系のキーがバラバラ」「アイテムの選択がマウスでできない」「マウスで攻撃できない」など、他のアクションゲームに慣れた方からは不満が漏れています。
最後に、どのゲームにもいえることだが、稀にゲームがクラッシュすることもあるようだ。
・ストーリーで特定のムービー中にPS4proが強制終了してしまう
・deep in abyssモードで自室の姿見を調べたらタイムアウトでゲームが落ちる
・steam版でエラーが出てクラッシュし解像度設定を含めオートセーブ前までかなりの時間分、進行度が巻き戻る
原作世界観の再現度は高い
ここまでバグや問題点について触れてきましたが、このゲームは原作のメイドインアビスの世界観を忠実に再現しており、アクションゲームではなくキャラゲーとしては概ね高評価となっています。
例えば、主人公たちが探索する巨大な縦穴は、一度下に降りたのちに上へ戻ろうとすると様々な異常が発生する。この上昇負荷(アビスの呪い)を再現するシステムが導入されています。ゲーム内でも、キャラクターが上昇すると身体に異常をきたしてしまう。
例えば、オブジェクトを昇降するだけでなく、「その場でジャンプを繰り返すだけで主人公の体調が悪化してしまう」という過酷な状況が話題となっています。
また、ゲーム本編のネタバレになってしまうためお見せすることはできないのだが、キャラクターの死亡に関する特殊モーションや表現が異様に多く凝っています。
人によっては陰鬱で残酷な表現と思われるかもしれませんが、原作の世界観がかなりすごいので、よくCERO:Z指定に落とし込んだなという印象です。移動に関する不具合が早めになおればよいですね。
度し難いダークソウルかな
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