平成31年度春期・情報処理安全確保支援士試験(SC試験)に合格しました

個人的な理由により、2016年から受けはじめた情報技術者試験。前回、応用情報(AP)に合格し高度試験への挑戦を開始したのですが、とうとう今回、受験2度目にして情報処理安全確保支援士試験(SC)に合格することができました。

備忘録と、次の目標に向けて意思表明のために記事を公開します。

目次

支援士試験(登録セキスペ)合格までの経緯

ピアキャスト配信者パネるさんに煽られ受験を決意

時はさかのぼり2017年。ピアキャスの自称ゲーム系配信者パネるさん(プロジェクトマネージャ試験合格済)のキレ芸が真っ盛りだったころ。パネるさんから、

「ん?ぺかおじ高度試験すら受かってないの?私はプロマネ持ってますけどもw」

と、スリルされた喝を入れられたため、悔しくなり受験を決意。

過去問道場で基礎知識を仕入れて、読解力で耐える

この記事で言いたいのはこれだけです。現場対応にあたる人や、一線級を目指す人ならこういう付け焼刃的な学びは良くないだろうけど、過去問道場で最低限の基礎知識を入れたうえでポケスタという武器を装備しましょう。

レベルを上げて物理で殴れ的な話ですが、支援士試験に合格する「だけ」で良いならこれで十分でした。もっとも、試験がスタート地点ですらなかったことに気が付くのは、さらに後のことになるのでしたが…。

情報技術者試験 受験歴

さて、これまで私が受けた試験を列挙します。

・平成28年秋 基本情報技術者(FE)試験 合格
・平成29年春 情報セキュリティマネジメント(SG)試験 合格
・平成29年秋 応用情報技術者(AP)試験 合格
・平成30年秋 情報処理安全確保支援士(SC)試験 不合格

・・・しれっとSC試験受けてたんですけど、落ちましたね。午後1が58点で。落ちたら顔晒すなんてツイッターで言ったもんだから、恥ずかしくてしばらくフェードアウトしてました。

SC試験1回目@大阪科学技術館

H30秋のSC試験は大阪市の靱公園近くにある大阪科学技術館が試験会場でした。今回ここは高度試験専用の会場のようでした。試験対策は、過去問道場5年分ぐらいと、インプレスのSC試験用教科書を流し読み。この時、私は教科書を読んだだけで中身を掘り下げなかったため理解した気になっていた。

https://twitter.com/PeerCastMovie/status/1078301761020940288

午前2で落ちる要素ないだろうし、午後は運ゲーで突破できるっしょ!とかいう甘い考えで受けたら、案の定午後Ⅰ58点で落ちるとかいう天罰を食らってしまった。PECAの人にはナイフを投げられる始末である。

大阪科学技術館近くのカレー屋は美味しい

ガルの目の前にあるNirvana spice and spaceで昼食

話は変わるけど、大阪科学技術館は周辺に飲食店が多くて昼食事情は非常に良いです。大学などが受験会場だった方はわかると思うのですが、大学が辺鄙な場所にあるせいか、昼食の選択肢がコンビニしかほとんどないんですね。学生街の土日は空いてるお店も少ないし。

それに対して、この会場は本町駅近辺ということもあり、周囲においしい飲食店がたくさん。特にガルっていうスパイスカレーの滅茶苦茶おいしいところがあり狙っていたのですが、受験当日は日曜日。容赦ない行列が待ち受けており、ワンチャンすらなかった。諦めて、すぐ隣のニルヴァーナでカレー食べたよ。めちゃおいしかった。

SC試験1回目の反省点

・過去問をただ丸覚えし、出題テーマや単語を解説できるまで消化できていなかった
・午後試験での知識問題の取りこぼし

正直なところ、午後試験の難易度は想定していたよりも低く、ワンチャン合格ある・・・と思っていた。が、ギリギリのところで落ちた理由として、ただ単語を知っているかという知識問題(ボーナス)を取りこぼしていた事と、「過去問題を丸ごと覚えるだけで、問われているテーマを深く理解しようとしていなかった」点が挙げられる。


特に後者は猛省し、過去問を解いて解説を確認したあと「選択肢だけを見て矛盾点と、どの部分の記述がどうおかしいのか」を答えらえれる様に消化していった。また、重要なテーマは簡単な図解ができるようになった。時間がかかるので、すべての出題範囲について出来たわけではないが、これが2回目の合格に繋がったと確信している。

SC試験2回目@大阪学院大学

リベンジとなったH31春試験。会場は大阪学院大学。

正直、周りに飲食店はなにもないから昼食は大学前のコンビニ飯とかに限られる。駅前まで遠いし、激混みだしで昼食の環境は良くない。大学構内にベンチが大量にあるので、午前の免除時間中に休憩できるのは良い。

2回目の受験にあたって、過去問道場は全ての過去問を一度は見た状態にしておき、そのうち重要なテーマやネットワークが関係しているテーマはもう少し掘り下げて理解度を高めた。前者は午前2の事故を防ぐためで、後者は前回の反省をふまえた午後対策。

午後対策は教科書とポケスタのみ

1回目はインプレスのテキストを自宅学習用にしか使用していなかったが、不合格を機に電子版をスマホにダウンロード。細切れ時間でSNSを見る代わりにテキストを見るようにした。


また、午後試験で少しでも部分点をとるためにポケスタを導入。試験直前はほとんどポケスタしか見てなかったかな。Pointcheckと午後のスペシャルテクニックを流し読み。テキスト系は合計で15時間ぐらい使いました。

安全確保支援士試験 挑戦2回目で合格!

午前Ⅱの得点率が過去問道場の累計正答率と完全一致、午後Ⅰの自己採点が60%、午後Ⅱが70%だったのでおおむね想定通りの得点で合格しました。ピアキャスの視聴時間を減らして、もう少し学習時間に振り分けていればヒヤヒヤせずに済んだかもしれない。


反省点は、前回に引き続き知識問題を取りこぼした点。特に午後2の方はひどかった。ただ取りこぼしがあったとしても、記述問題でテーマを外さずに解答できれば、完璧ではなくとも点数を貰え合格点に達する事がわかったのは収穫でした。

例え単語問題をポロポロ落としたとしても、問題全体を理解できていれば合格する。それは間違いない。

次の目標について

今回支援士試験に合格したことで午前Ⅰの免除制度が延長となりました。SC試験の知識を入れていく中で、セキュリティとネットワークは絶対に切り離せないものであると感じたため、次回は秋試験のネットワークスペシャリスト取得を目指します。

流石にNWは一筋縄ではいかないと思っている

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次