昨年の秋からチャレンジしている情報技術者試験。とうとう今回で3度目の受験となり、当初の目標であった応用情報技術者試験に挑戦してきました。今回も試験の感想と反省点、気づいた点などを備忘録として残しておきます。
応用情報技術者試験を受験
平成28年秋、ひょんな事から思い立ちIT系の資格を取り始めた私ですが、とうとう今回、かねてからの目標であった応用情報技術者試験(AP試験)に挑戦してきました。
・平成29年春 情報セキュリティマネジメント(SG)試験 合格
ここまでの戦跡は上記の通り。応用情報の午後試験で必須問題となった「情報セキュリティ分野」の知識を強化するために、前回SG試験を受験し今回のAP試験に臨んでいます。
AP試験の受験会場について
今回の会場はマイドームおおさか。これまで受験会場だった大学の教室とは違い、一つ一つの部屋が非常に大きく、開放感がありました。
具体的に言うとAP試験受験者が二つの部屋で納まっちゃうぐらいの広さで、個人的には狭い部屋の方が他者の影響を受けにくいので好みかなーといったところです。
勿論利点もあって、マイドーム大阪は大阪の中心部にありますので、昼食には困りませんでした。周囲にコンビニ、飲食店、マイドーム大阪の併設施設にはドトールコーヒーもあるので、わざわざ昼食を持っていく必要はありませんでした。交通アクセスが良い点もマル。
午前の試験結果
H29春季AP 午前試験 | ||
テクノロジ系 | 41/50 | 82% |
マネジメント系 | 9/10 | 90% |
ストラテジ系 | 16/20 | 80% |
午前合計 | 66/80 | 82.5% |
TAC速報での自己採点ですが、82.5点。ボーダーが6割なので、マークミス等していなければ合格安全圏。午前試験はかなりの手ごたえがあったので早めに退室してドトールでお茶しながら、午後試験に備えてました。
午前試験は過去問対策がベスト(3度目)
これをブログに書くのは3度目なんですが・・・。
極論を言えば午前試験のボーダーを突破する為だけなら、「過去問をとにかく解いて脊髄反射で解ける問題を増やす、見たことのある・知っている用語を増やす」だけで合格できると思います。
相変わらず「過去問と同じ文章、同じ答え」の過去問がたくさん出題されており、一度解いたことがあればすぐに解答を選択できる問題があります。その過去問で点数と時間を稼ぎつつ、計算問題や初めて見る問題に時間を費やしましょう。
パソコンをお持ちの方は、過去問道場でひたすら過去問題を解いてください。但し直近1、2年の過去問はそのまま出題される可能性が低い様なので後回しで。解説が載っていない問題に関しては、インターネットで問題文を検索するか、テキストに戻って該当箇所を読みましょう。
(2)いいから過去問だ!
午前試験で見た初見の用語をお昼に調べよう
午前試験ではじめた見た用語は、「過去問等には載っていない、最近流行っている技術」に関する事かもしれません。IPAは最近あった出来事や最新の技術に関しても問題に取り入れている様なので、何これ?と思った言葉については調べておくのが無難だと思います。
実際、午前試験で初見だった用語が午後試験の問題に出てきていたという事があり、お昼の時間の使い方って意外と重要だね、という結論に達しました。
午後の試験結果
平成29年度秋季 応用情報技術者試験 午後 | ||
必 問1 | 情報セキュリティ | 17/20 |
選 問3 | プログラミング | 12/20 |
選 問7 | 組み込みシステム開発 | 16/20 |
選 問10 | サービスマネジメント | 14/20 |
選 問11 | システム監査 | 14/20 |
午後試験合計 | 73/100 |
当初選択しようとしていた問題がことごとく意味不明だった為、一瞬動揺しました。が、「国語のテストを受けよう」と開きなおった結果、何とか合格点をもぎ取ることができました。
午後試験でアテが外れても諦めない
応用情報試験の午後は、必須問題が1問、選択10問中4問選択という形になっています。つまり受験前に、予め自分の得意なジャンルに絞って勉強をすることができるということです。しかし実際の試験で、そのジャンルの問題が難しく(理解できず)解けそうにない事もあります。
でも諦めてはいけません。
実際、自分は得意ジャンルだったテクノロジ系の問題を選択しようと準備をしていたのですが、本番では「初見で手をつけようという気になった問題が、組み込みシステムだけ」という状態。まさに顔面蒼白、どうしようとうろたえてしまいました。
しかし落ち着いて後ろのほうのマネジメント系の問題を見ると、「日本語はややこしいし説明はまどろっこしい」が、解けそうな気がしてきたんですよね。そのまま諦めずにマネジメント系から監査・Sマネを選択。
プログラムも苦手分野ですが、よく見ると最初のほうの問題はプログラム関係なく解ける問題だったので選択。少しでも点を取ろうと思い最後まで諦めなかった結果、なんとかボーダーの6割を突破することができました。
午後は「最後まで諦めない、選択問題のアテが外れても泣かない、マネジメント系の問題は前提知識がなくても読解能力だけである程度解ける」ということを学びました。
応用情報で使用したテキスト等
まずこのキタミ式のテキストを午前対策と、過去問道場で理解ができなかった事の参考書として使用しました。テキストを2日間で流し読みして、イラストや用語について本当に少しでもいいので頭に入れておきました。
AMAZONなどでは初級者向け・知識が薄いと書かれていますが、個人的にはまったく問題ではありませんでした。むしろイラストや解説が非常にわかり易く、知識の初期導入・導入補助のためのテキストとして選んで正解だったと思います。
そして午後対策でおなじみのこちら。
長文に慣れる為に購入しましたが、効果あったのかな・・・?という所。そもそも今回は総見込み勉強時間が50時間で、午前40時間・午後10時間という配分にしていたので、緑本は解法や考え方、記述の方法等を学ぶためだけに使用しました。
結局、午後試験本番では「国語の試験を受ける」ハメになりましたが、解き方は参考になったと思います。
あと、iPhoneのアプリで午前の一問一答集を購入しています。これは空いた時間に復習ができて良かったですね。テキスト類はサイズがデカいので、こういう細切れ時間も利用できる物はひとつ用意しておきたいですね。
さいごに
なんやかんやで試験に間に合わせた感じですが、合格期待度は非常に高い状況です。しかしAP試験は記述問題もあるため合格発表が遅く、やきもきしています。合格発表を待ってからでは遅いので、次回の試験に向けて今から少しずつ準備していきたいと思います。
次回はいよいよ高度試験に挑戦です。まずは興味のある分野でもある情報処理安全確保支援士試験から。果たして午前1免除のある4回のうちに合格できるんでしょうか?
コメント
コメント一覧 (2件)
おめw
まったく関係なことなんですが、元ピアキャス配信者の「なつか」さんですが
ニコ生も辞め今ではオープンレックというサイトで配信してます。
そこで、永井先生の方言である語尾の「~ど」を使い、永井先生がよく言っていた「なんでど~」も自分のネタのように使っています。
何度かリスナーから指摘はあったのですが「これはどーどー教で自分で考えたキャラ作りど」と言っています。
エールという投げ銭も凄いですよ、一人で20万以上入れてくれる人がいるくらいです。