2017年3月に有馬温泉から六甲山系にハイキングへ行ったときの備忘録です。3月の六甲山は残雪もなく快適なハイキングになりましたが、さすがに氷点下近い寒さは和らいでいませんでした。
神戸電鉄・有馬温泉駅から六甲山ハイキング
この日のスタートは神戸電鉄有馬温泉駅から。いつものように三宮から谷上駅を経由し到着。3月とはいえ、六甲・有馬周辺はまだまだ寒いです。周りの方の服装も厚着が目立ちますね。
駅前の温泉街を歩きながら、有馬稲荷神社へとお参りへ向かいます。平日だったこともあり、有馬温泉郷も人影はまばらでした。
有馬稲荷神社へ参拝 夜景スポット
この有馬稲荷神社、入口からかなりの勾配で階段があるためお参りするのも一苦労。そのため、参道入口には上まで登ることができない人用の賽銭箱が置いてあったりします。
有馬稲荷神社は射場山の真ん中ぐらいにあって意外と標高があります。神社の上の方からの景色も素晴らしいです。この日は天候があまり良くなかったため見栄えがしませんが、夜景も美しいスポットです。また3月から4月ぐらいにかけて、こぶしの花が咲き乱れる光景も見ることができます。
なお2017年現在、神社の裏道の方は台風の影響で崩れたまま通行止めになっていますので、階段以外からの参拝は難しいと思います。
鼓ヶ滝公園の茶店で休憩
有馬稲荷神社から降りて、今度は鼓ヶ滝方面へ足を進めます。途中に有馬ます池というニジマスの養殖場兼釣堀があり、春夏休みは親子連れでにぎわう人気スポットとなっています。
現在は名前の由来となった音ではなくなった鼓ヶ滝。ただ、今の水の音も心地良い。滝のすぐそばには小さな茶店があり、冬は甘酒など暖かい飲み物もあり。六甲山系でトレランをしている方の憩いの場にもなっています。
この鼓ヶ滝の良いところは、水が本当に清い所。透き通るような水に、魅せられてしまいます。
その後は有馬温泉方面へ戻り、
有馬温泉名物、飛び出し中年の看板を見つつ・・・
有馬温泉 銀の湯で入浴
芋洗い状態の温泉に入りカツを食べ、てっぽう水という有馬サイダーを飲み、しばし有馬の町並みを散策して楽しみました。
六甲ロープウェイ有馬温泉駅へ
ここで六甲ロープウェイの有馬温泉駅へ。最終電車で六甲山頂駅に向かいます。17時ころに到着しましたが、山頂の気温は3度。かなり厚着をしていましたが、それでも寒さを感じます。
六甲山頂駅から六甲山上駅へ歩く
六甲山頂駅から、六甲山上駅を目指して舗装路を歩きます。基本的に道は狭く暗いので、夜間は登山用のヘッドライトなどが必要です。
猫バスアニキ 現在は劣化しているとか
日が落ちてきたので焦りながら歩く。六甲山上への道中には通称猫バス(CAT CABIN)と呼ばれるアーティストの作品が置いてあったりしたが、周囲が保養所か森林しかないというような状況でいきなり現れるのでかなりビビる。
そして今日の最終目的地、六甲山上駅へ到着。ここは夜景スポット、六甲山上展望台が併設されている事で知られており、特に夜景は非常に綺麗だそうだ。
六甲山上駅 六甲山上展望台からの夜景
この日は残念ながら予定があり、夜景の時間に写真を撮ることはできなかった上、あいにくの天気でしたが、展望台からの眺めは最高でした。駅と軽食におみやげ店、そして夜景スポットが併設されているので、ケーブル電車の時間ギリギリまで楽しめると思います。
山の夜は早い。あっという間に真っ暗になってしまっていたので、六甲ケーブル駅までロープウェーで降りました。
三田の神配信者・有馬さんも足しげく通うことでおなじみのCOOP、神戸大学などを横目に見つつ阪急六甲駅へ到着。今回は舗装路を多く歩いたハイキングになりましたが、3月の六甲山は人も少なく快適なハイキングとなりました。
ただ、もう少し防寒対策はしておいた方が良いなと反省。またこの時期に行くなら、次回からは軽アイゼンを持っていこうと思いました。
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